この事例の依頼主
80代以上 女性
相談前の状況
歩行者同士が駅構内でぶつかった事故で、被害者は大腿骨を骨折する重傷を負いました。加害者は保険に加入していましたが、自身の過失を一切認めず、賠償にも応じてもらえなかったため、弁護士に相談されました。
解決への流れ
駅構内の防犯カメラ映像を証拠として入手し、裁判で加害者の大きな過失を立証しました。また、後遺障害等級の認定がない中でも、股関節の可動域制限が10級相当であると主張し、裁判所にも理解を得て最終的に和解に至りました。
争いが大きく、解決までに時間を要しましたが、被害者の方が最終的な結果に満足された点はよかったと思います。複雑な案件でも、粘り強く立証を行うことで、依頼者にとって納得のいく解決を導くことができた事例です。