犯罪・刑事事件の解決事例
#給料・残業代請求 . #不当解雇

不当解雇・未払残業代について、2か月のスピード解決

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影山 博英 弁護士が解決
所属事務所影山法律事務所
所在地大阪府 大阪市北区

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

ガソリンスタンドで約2年働いた男性のご相談でした。他の従業員とのトラブルを理由に社長から解雇を言い渡されたとのことでした。聞いてみると、トラブルの事実はあっても、一方的に解雇されなければならないような内容とは思われませんでした。また、残業代についても、時間単価の設定がおかしいことを初めとして、正しく支給されていないことが窺われました。そこで、職場復帰を求めるとともに、未払残業代の請求をすることとしました。

解決への流れ

内容証明を送付すると、相手方の社長から書面での回答に加え、電話があり、面談を求めて来ましたので、面談して交渉しました。社長はひどいトラブルがあったことをあれこれ述べていましたが、法的措置で争えば苦しい立場となるのは会社であること、残業代の未払いがあることは否定し難いことなどを説明して説得し、一定の和解金額の提示を取り付けました。依頼者と相談したところ、依頼者は早期の解決を希望されましたので和解に応じることとしました。和解金額は、既に「解雇予告手当」名目で支給済の給料1か月分とは別に、給料約3か月分プラスアルファの額でした。

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影山 博英 弁護士からのコメント

解決金額は比較的少額ですが、初回相談から和解まで2か月というスピード解決でした。依頼者が早期解決を望んだためでもありますが、会社側が早期解決を目指して行動した結果でもあります。「不当解雇」を言われた会社側の対応として賢明であったといえるでしょう。