この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
38歳の男性が、サラ金から約300万円を借りてしまい、もはや返済が不可能であるため、破産手続をして欲しいと希望した事案。
解決への流れ
最初に、弁護士から、全ての債権者に対し、倒産の経緯と破産申立をする旨の書面を送付した。これにより、債権者が、依頼者や家族のもとに直接押しかけて、借金の返済を請求することは止まった。その後、裁判所において、会社と依頼者家族らの破産申立手続をとった。その結果、破産管財人の指導のもと、財産の整理をして、債権者にも、わずかではあるが配当を行なうことができた。
破産申し立て手続き期間中に依頼者は、新たに個人で仕事を請負うなどして、生活を建て直し、苦しいながらも、家族揃って新たな生活をすることができるようになりました。