この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
医師に後遺障害診断書を作成していただいたものの、以前から医師の診察に不満を持っておられ、後遺障害診断書を作成するために診断する際も、正確に可動域を測ってもらえたとは思えないということで相談に来られました。
解決への流れ
他の病院で再度診察を受けることをお勧めし、実際に診察を受けたところ、骨折があるのではないかということでMRIもとっていただき、骨折があること、骨が完全に癒合していないことから、可動域制限があることが判明し、新たな後遺障害診断書を作成していただきました。それに基づいて後遺障害の認定を求めたところ、13級10号を獲得できました(自賠責保険から139万円の支払いを受けました。)。その後、加害者の任意保険会社と交渉し、上記の139万円とは別に400万円の賠償を受けることができました。
後遺障害認定を獲得するためには、後遺障害診断書が重要であることを改めて感じた案件でした。