被相続人は、ご相談者様の叔母様です。その叔母様の夫と、遺産分割協議をしていたが、相手に弁護士が就いているにもかかわらず、遺産分割協議が遅々として進まないし、それゆえに相手方代理人弁護士にも不信感を抱いているということで相談に来られました。

事件の経緯を確認すると、確かに、全体の手続の進行が遅いと感じられました。そのため、相手方代理人と連絡を頻繁にとり、懸念事項を一つ一つ解決していきながら、銀行預金の解約、貸金庫の開扉・解約等を進めていき、最終的に、遺産分割調停等の裁判上の手続をとることなく、遺産分割協議を完結させることができました。