この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
歩行中に被害に遭った依頼者が、当初被害者本人で相手方の保険会社と示談交渉していたが、希望価格にほど遠く、自分で交渉することに精神的に疲れ、相談にきた。
解決への流れ
弁護士が代理人として交渉に入り、一押しすると金額が少し上がった。まだダメだと二つ目の押しをするとまた金額が上がったが希望金額には届かなかった。訴訟を視野に入れて三つ目の押しをしたら希望金額に届いたので依頼者に確認して示談を成立させた。
訴訟を視野に入れると、相手保険会社が弁護士を雇わなければならなくなり弁護士費用が発生する。この弁護士費用分を上乗せして希望金額にたどりつく作戦を練った。相手保険会社には弁護士を雇わず弁護士費用分を浮かせて、担当者レベルで解決する道を選ぶ方向に導いた。