この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
ご依頼者の方は60代の男性の方で、右肩鎖関節脱臼で後遺障害等級12級の状態でした。<弁護士介入前>保険会社は、既払い治療費40万円を除き、慰謝料40万円、後遺障害損害331万円の合計371万円を提示してきていました。
解決への流れ
<弁護士介入後>既払い治療費40万円を除き、慰謝料115万円、後遺障害慰謝料400万円、逸失利益426万円の合計941万円で示談成立(交渉)⇒570万円の増額!ができました。保険会社が提示する慰謝料、後遺障害損害は最も低額な自賠責保険基準によるものでした。慰謝料、後遺障害慰謝料を裁判所基準に則した水準まで増額させた他、定年退職のない勤務先に長期継続勤務が見込めるという被害者の実情を踏まえて逸失利益の大幅な増額に成功することができました。
保険会社の提示額は、裁判所が認め得る賠償額の水準を下回っていることがほとんどです。保険会社と安易に示談せず、提示額の当否を弁護士にご相談ください。賠償額に差が出るのは重度の後遺障害が残ったケースだけではありません。数か月の通院で治癒に至った後遺障害のないケースでも賠償額は変わってきます。保険会社との間で特に揉めていない時こそ提示額の当否を慎重にチェックしてください。弁護士に交渉を任せたからといって必ず裁判になるわけではありません。多くの件で数日から数か月程度の交渉で示談成立に至っています。弁護士費用特約を使用すれば、弁護士費用の自己負担がありません。増額できた分を含めて賠償額をそのまま全額お受け取りいただけます。